COLUMN

体外受精のレキシ

こんにちは。培養室です。
培養室のコラム初投稿は体外受精の歴史を少しご紹介したいと思います。

 

世界初の試験管ベビー

世界初の体外受精児誕生は1978年イギリスのロバート・エドワーズ博士らによって報告されています。
この時に誕生した女児は2006年に自然妊娠で男児を出産されています。
また、その4年後の2010年にはロバート・エドワーズ博士はノーベル医学生理学賞を受賞されています。

 

顕微授精の歴史

顕微授精がヒトに用いられるようになるまでには、様々な動物(ウニ、カエル、ハムスター、マウス、ウサギ、ウシなど)で研究が行なわれていました。
世界で初めて顕微授精で子供が産まれたのはウサギです。この報告は1988年日本人研究者らによって行なわれました。
ウサギでの成功が顕微授精の技術の発展に大きな影響を与えました。
ヒトの顕微授精による赤ちゃん誕生は1992年ベルギーの研究者らにより報告されています。

 

日本初

1983年に東北大学で体外受精による日本初の赤ちゃんが誕生しています。
11年後の1994年には顕微授精による赤ちゃんが誕生しています。

 

現在、新生児21人中1人が顕微授精を含む体外受精によって産まれています。
世界で初めての試験管ベビー誕生から約40年。
培養技術も進歩し、体外受精・顕微授精は珍しくない時代になってきました。

これから40年後はどんな時代になっているのだろうと思います。

 

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