卵子凍結保存

誰も知らない卵子凍結の真実

誰も知らない卵子凍結の真実

 当クリニックでは、抗がん剤や放射線療法の治療により妊孕性(妊娠する力)を失うかもしれない白血病患者様を中心に、卵子凍結を行ってきました。そのうち白血病の治療後に卵子を融解、顕微授精、胚移植を行い、健康なお子様を出産されている例が2症例あります。(平成22年、23年)
これらの症例は、白血病を含む血液悪性疾患では日本初の妊娠・出産例であり、当クリニックは関西におけるがん生殖医療(oncofertility)の中心的な施設となっております。
 症例数、特に凍結卵子からの出生数は全国トップクラスです。凍結卵子を融解し、顕微授精、胚培養後に胚盤胞で再凍結し、その胚盤胞を用いて凍結融解胚盤胞移植で健康なお子様を出産された例もあります。こちらも本邦初の症例です。

 2016年8月現在で182症例の卵子をお預かりしています。そのうち79症例は血液疾患や乳がんの患者様です。将来の妊娠に備えて卵子凍結を希望される患者様にも対応しております。
卵子凍結、融解後の妊娠率は39.3%です。

 卵子凍結を標榜する施設は多いのですが、実際に卵子を融解し、顕微授精(卵子凍結の場合顕微授精が必要です。)を行い健康な生児を得た症例を有する施設はまだまだ少ないのが現状です。 健康な生児を得た症例があったとしても多くは1例ぐらいではないでしょうか。
あまり知られていませんが、卵子を凍結するよりも、凍結した卵子を融解し、顕微授精し培養することのほうがはるかに高度な技術を要します。

つまり卵子を凍結保存しておくことよりも、実際にお子様を希望される時にその施設の技術力や経験が問題となってきます。

 当クリニックでは、健康な方に比べてはるかに高度な技術が要求される悪性疾患の方の卵子凍結、顕微授精、胚移植を数多く経験し、確固とした技術を集積してきました。現在では採卵、凍結、融解、培養 ともに当院独自に開発した技術を用いて行っております。
卵子凍結を御希望の方は、凍結の延長線上にある卵子凍結、顕微授精、培養といった技術力に焦点をあて施設を選ばれることをお勧めいたします。

当クリニックでは、さまざまな理由による卵子凍結を随時受け付けております。

 

凍結卵子融解後の成績

年齢(凍結時) 38.6 ± 5.1歳
融解卵子数 106個
受精率 80.2%
妊娠数 11例
妊娠率(%) / 移植 39.3%
出産数 8例
出産数(%) / 移植 28.6%

当施設の卵子凍結、融解胚移植のあゆみ

卵子凍結法の移り変わり

当院では、これまでの未授精卵凍結技術を独自に改良し現在の凍結・融解方法へ辿り着きました。 過去の凍結方法では、卵子の周りを覆う細胞(顆粒膜細胞を少しだけ残していましたが、現在は周りの細胞を全て取り除き、成熟卵のみ を確認して凍結しています。

凍結前の卵子
顆粒膜細胞が少し残った卵子
顆粒膜細胞が少し残った卵子
顆粒膜細胞が少し残った卵子
顆粒膜を完全に取り除いた卵子

融解、顕微授精、培養法の移り変わり

未受精卵融解後の受精率は、新鮮卵に比べて劣ります。
当院では、未受精卵を融解後、迅速に顕微授精させる方法(ダイレクトICSI法)を開発し、凍結卵子からの妊娠に成功しました。
迅速かつ繊細に顕微授精を行うことにより、新鮮卵と同等の妊娠率を得ております。

 

凍結卵子から顕微授精、胚盤胞培養後の再凍結、融解後の出産例(日本初)

さらに、凍結未受精卵を融解し、受精させて胚盤胞への発育を確認した胚を再凍結し、
再融解した胚盤胞の妊娠症例も得ております。

胚盤胞まで培養し再凍結した胚(2症例)
胚盤胞まで培養し再凍結した胚(2症例) 顆粒膜細胞が少し残った卵子
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