二人目不妊

二人目不妊の方へ

二人目不妊の方へ

 俗に言う「二人目不妊」とは、流産歴の有無を問わず一人お子さんがいて、その後次のお子さんがなかなかできない状態をさします。 一人目を妊娠、出産していますので基本的には妊娠する可能性が高いと思われますが、やはり一般不妊症検査は必要です。
「一人子どもを出産しているから、そのうちできるよ」と様子をみることが多いので、前回の妊娠から5年以上経過してから受診される方もいらっしゃいます。しかし、最近の晩婚化や一人目出産からの時間の経過のため、すでに高齢となっていることが多く、治療を急ぐ方が良い場合は少なくありません。
治療は、基本的には前回妊娠した方法(自然妊娠の場合はタイミング法)から開始し、ステップアップを行っていきます。

(※二人目不妊の場合、不妊期間は出産後ではなく月経再開後から計算しますが、授乳中の期間は除いてください。)

二人目不妊の原因

1. 年齢の変化

すでに一人目出産から数年の時間が経過しています。すでに35歳を越えている場合も多く、年齢の変化が関与している可能性があります。
35歳以上を高齢妊娠としますが、1年や2年で急に何かが変化するわけではなく個人差もあります。しかし、卵子の質・予備能と卵巣の機能低下は年齢とともに進んでいきます。それらの低下に伴い、排卵誘発剤に対する反応性も低下して、発育する卵胞の数も減少してきます。
また、年齢とともに増加する子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症、卵巣腫瘍などの婦人科疾患も不妊症と関与します。
さらに妊娠したとしても、年齢とともに流産率も上昇していきます。

2. 排卵機能の変化

第1子出産後に月経が変化することがあります。月経痛や月経不順が改善したと良い方向への変化もありますが、逆に不規則になってきたなどの変化もあるようです。
月経が不規則となると排卵がうまく行われていない他、性交のタイミングもあわせにくくなります。
また、第1子分娩時にショックを起こすほどの大出血があると、出血性の下垂体機能不全が発生し排卵障害を起こすこともあります。

3. 卵管環境の変化

卵管には「輸送管」としての働きの他に、卵子を卵管内に導く「ピックアップ機構」が備わっています。卵管の末端の「卵管采」はイソギンチャクのような構造になっていて、卵巣から排卵する卵子を捕まえますが、この機構が働かないと卵子は卵管に誘導されず、精子と出会うことはできません。
卵管炎や子宮内膜症、骨盤~腹部の手術歴がある場合には卵管の癒着や閉塞などが起こりえますが、「ピックアップ障害」はそのような既往がない場合にも起こり得ます。
原因の判明しない、いわゆる「機能性不妊症(原因不明不妊症)」の一つの原因と考えられています。
実はクラミジアや子宮内膜症で、元々卵管の片方が閉塞している状態で前回の妊娠が成立したけれども、その後の時間の経過で、もう片方の卵管が閉塞・癒着し、うまく機能しなくなった可能性があります。また、前回出産後の、新規の感染症(クラミジアなど)による卵管因子も原因として考えられるかもしれません。

4. 本来は不妊症だった

何回も体外受精を行ったけど妊娠に恵まれずにいた方がしばらく治療を休んでいるときに自然妊娠で子供を授かったという話は、時々あります。この場合なかなか妊娠しにくい状況にあったけれども、たまたま妊娠して出産したと考えられます。このたまたまの妊娠が最初に発生すれば、出産後に不妊症になった様に思えますが、実はもともと妊娠しづらい状況だったのかもしれません。

 可能性について列挙しましたが、「二人目不妊」だからといって、特別な原因や対応策があるわけではありません。特にお一人目を希望後すぐに妊娠された方の場合、不妊クリニックへの受診に抵抗を感じる場合も少なくないとは思いますが、何年もただ様子をみるのではなく、早めに専門施設を受診することが妊娠への近道になると考えます。

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