4月からの保険診療について
本年4月1日から体外受精などの高度生殖医療を含む不妊治療が保険適応となります。
当院でも保険治療を行います。
不妊治療、特に高度生殖医療を行う場合、年齢・回数および治療内容に制限があります。
また、婚姻関係や事実婚の確認なども要件に含まれていますので、全ての方に確認書類の提出をお願い致します。
現在、当院で行っている高度先進医療を含めた治療内容のほとんどが保険診療で行えると考えていますが、まだ詳細な条件(すでに自費で診療している方の保険適応の可否、保険適応される薬剤、薬の処方料、検査の項目)など不明、もしくは未決定な部分があります。また、厚生労働省からの診療報酬改定の通達にも、さまざまに解釈できる部分があり、関係省庁に鋭意問い合わせ中ですが、現時点ですべて回答いただけているわけではありません。
そのため、保険診療に開始時には多少の混乱が予想されます。詳細な解釈が判明次第、その都度適宜修正して診療を行ってまいります。
患者さまにはご迷惑をおかけしますが、上記のような状況ですので何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます。
当院では、今まで同様、保険診療の方、自費診療の方、皆様が、当院の最良と考える治療を受けていただけるようにスタッフ一同、全力をあげて努力してまいります。
参考:厚生労働省「不妊治療に関する支援について」
https://www.mhlw.go.jp/content/000901931.pdf
なお、3割が自己負担となりますが、高額医療の適応となりますので、事前に限度額適用認定証を取得される事をお勧めします。
限度額適用認定証の取得についてはご自身が加入している公的医療保険(健康保険組合・国民健康保険等)に、「高額療養費の支給申請書」を提出、または郵送にて認定書の交付を申請して下さい。
医療法人ウェルビー
なかむらレディースクリニック
院長 中村嘉宏