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妊活中のコロナワクチン接種について

★以下の記事は2021年5月時点の過去の情報です。

2021年6月に学会の情報が更新されています。

最新の内容はコチラをご確認ください。

妊活中のコロナウィルスワクチン接種について【見解の変更】

12週未満の接種を避ける」「妊娠を希望する場合、妊娠前にワクチンを接種する」としていた部分が削除されています。

 

院長の中村です。

COVID-19ワクチンの接種が2月から始まっています。

通院中の方からも「ワクチンを受けてもいいですか?」と良く聞かれるようになりました。

日本産婦人科感染症学会・日本産科婦人科学会の声明

COVID-19ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する方へ 第2」(http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210512_COVID19.pdf)を参考に回答しておりましたが、内容がわかりにくいため、厚生労働省が一般向けに出している回答

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html)を参考にしていただければと思います。

 

この声明では、

「妊娠中、授乳中、妊娠を計画している方も新型コロナワクチンを接種することができます。」

と明記されています。

 

ただし、「海外の実使用経験などから現時点では特段の懸念が認められているわけではありませんが、安全性に関するデータが限られていることから接種のメリットとデメリットをよく検討して接種を判断していただくこととしています」という記載が見られます。

 

また、日本産婦人科感染症学会・日本産科婦人科学会の声明から引用して、「感染リスクが高い医療従事者、重症化リスクがある可能性がある肥満や糖尿病など基礎疾患を合併している方は、ワクチン接種を考慮する」としています。

 

当院からの提案としては、

上記のように感染リスクの高い医療従事者や重症化しやすい基礎疾患のある方は接種機会を逃すことなく接種していただいた方がいいと考えていいます。

コロナワクチンは3週間の期間をあけて2回の接種が必要です。

どうしてもワクチン接種のリスクがご心配な方は、ワクチン接種後に1周期程度避妊していただいて、妊娠中の接種をさけていただいたらいいと考えています。コロナワクチンは風疹ワクチンと違い接種後の避妊は必要ありませんので、避妊期間は長くはなりません。

 

体外受精を考えておられる方は、先に採卵を行い、ワクチン接種後に移植すれば問題ありません。

 

ご心配な方は、一度医師とご相談いただければと考えています。

この記事を書いた人

院長 中村嘉宏

院長 中村嘉宏

不妊治療・体外受精専門のなかむらレディースクリニックの医師や培養士が監修

なかむらレディースクリニックは、不妊でお悩みの方々に安心して不妊治療、体外受精をうけていただくためのクリニックです。朝8時から診察し、平日は木曜日を除いて夜7時まで受付をしています。日曜日、祝日も年末年始以外休まずに診察し、多忙な方でも相談していただきやすい不妊治療を目指しています。

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