第9回がん・生殖医療学会に参加しました。
こんにちは、培養室です。
電子カルテを使い始めて一ヶ月半が過ぎました。
扱いにはだいぶ手慣れてきて、日常的な業務もスムーズにこなせるようになってきました。
また、院外の出来事としては、先日、2月9-10日の2日間に渡り行われたがん生殖医療学会に参加してきました。
なかむらレディースクリニックでは、がん生殖医療に力をいれています。
医療が進歩しても、まだまだがんの治療から妊娠・出産への過程は長く厳しい道のりです。がん治療の開始前に卵子・胚または精子を凍結保存することは普段業務に携わる私たちにとって妊孕性の温存に有効な方法だと考えています。
しかし、がん患者さん達が妊孕性温存のための情報入手が容易ではない現状が紹介されました。
そして、これからも妊孕性温存について啓蒙していくことが表明されました。
今回、私たちのクリニックでは、2題の演題を発表しました。今学会では他にも様々な演題が発表されました。多くのことを学びこれからのがん生殖医療に役立てたいと思います。