最近読んだ本
こんにちは、培養室です。大阪も梅雨明けを迎えましたね。
今年の梅雨は比較的涼しい日が多かったと思いますが、皆さん体調を崩さず過ごすことができましたか?
今日は、私が最近読む機会があった本に書かれていた内容で気になった部分があったので紹介したいと思います。
タイトルは『スタンフォード式 疲れない体』です。
この中で、睡眠時間とテストステロンについて書かれていました。
1日5時間の睡眠時間を1週間続けた男性は、睡眠時間が十分な時間の男性と比較して起きている時間のテストステロン分泌量が10%減少すると書かれていました。さらに、午後2時から午後10時までに着目するとテストステロン量の差が大きくなっていることが紹介されていました。
これは、ベルギーの大学で研究されていたそうで論文も読んでみました。
テストステロンは精子の形成にも関わるホルモンです。
これからの時期は寝苦しい日が続き、また夜更かしなどでも睡眠時間が短くなりがちですが、テストステロンの分泌量が減らないよう気をつけるようにしましょう。
参考文献:
山田知生(2018) 『スタンフォード式 疲れない体』 サンマーク出版
Rachel Leproult (2011) Effect of 1 Week of Sleep Restriction on Testosterone Levels in Young Healthy MenFREE: JAMA,June 1; 305(21): 2173–2174.