AYA世代のがん
こんにちは、培養室です。
皆さん『AYA世代』という言葉をご存知でしょうか。
Adolescentand and Young Adultの頭文字を取ったもので、思春期〜若年成人を指します。がん治療に関して15〜39歳を意図して用いられることが多い言葉です。
AYA世代のガン、8割近くが女性
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68213
院内がん登録 小児・AYA世代がん集計 について
(国立研究開発法人国立がん研究センター/国立研究開発法人国立成育医療研究センターより)
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2019/1018/
様々な医療機関が協力し、分析を行ったところ、AYA世代のがん患者は約75%が女性であると報告されました。
10代後半での男女差は認められなかったそうですが、20代と30代では女性の割合が高い結果となっていました。がんの種類は子宮頸がんと乳がんの割合が高く、25歳以降で急激に増加します。
AYA世代より上の世代では男性患者の割合が高くなるので、女性患者の割合が非常に高くなっているのがAYA世代の特徴だと言われています。
AYA世代は就職、結婚、子育てと様々なライフステージの変化がある世代です。AYA世代のがん患者への積極的な支援体制の確立が必要ですね。
参考資料
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2019/1018/index.html
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
2019/11/26 修正
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191020/k10012139481000.html
(NHK WEB NEWSより)リンク元の記事がなくなったため、修正しました。