勉強会に参加しました
こんにちは、培養室です。
先日、グランフロント大阪で開催された勉強会に参加しました。
世界の学会、主にヨーロッパとアメリカを指しますが、そこで発表されていた内容や動向が紹介されました。
ヨーロッパ、アメリカの学会は世界中の不妊治療従事者が参加しています。学会では、やはり着床前診断についての発表が多かったようです。
着床前診断は胚盤胞の一部を採取し染色体数が正常であるか検査しますが、タイムラプスインキュベータから分かる胚の特徴などの他の指標が胚の染色体数の正常性に寄与するかどうか世界中で研究されているそうです。細胞の採取方法が結果に影響するとの報告もあるそうなのでどのような手技で行うか重要になりそうです。
また、過去のコラムでも紹介しましたが遺伝子編集は異常部分の排除だけでなく修復についても具体的に研究されているという報告も紹介されました。
倫理面も含め、注視していきたい話題でした。
今回の勉強会では新しい知見や知識のアップデートができたので今後も積極的に参加しようと思いました。