ラジオに出演します!
こんにちは、院長の中村嘉宏です。
4月19日に、西東京FMの番組「妊活ラジオ 〜先端医療の気になるあれこれ」の収録に東京にいってきました。東京で日曜朝9時40分から放送している番組です。
大阪でも番組のホームページからpodcastで聞けます。
放送予定日は4/22と4/29です。
4月22日にオンエアーの「これからの生殖医療」と4月29日オンエアーの「卵管と不妊の関係について」のお題でお話してきました。
緊張していたのでかみまくっておりましたが、「これからの生殖医療」では、体外受精での妊娠率を上昇させる方法として着床前スクリーニング(Preimlantation Genetic Screening: PGS)と子宮内膜着床能検査(Edndometrial Receptivity Analysis:ERA)検査について解説しています。
これからの生殖医療
PGSとERA、どちらの検査も近年急速に進歩している網羅的な遺伝子解析技術を利用したゲノム医療の進歩によるものです。
特に次世代シークエンサーと呼ばれる新しい検査機器の登場により進歩は加速しています。
体外受精の生児獲得率は30代後半では、胚移植あたり20%ぐらいです。
まだまだ向上させる余地があるはずです。
形態良好胚を3回以上移植しても着床しない着床不全の方や体外受精反復不成功の方に効果のある方法です。そして、この二つの方法はすでに外国では、実施されている方法なのです。
では、どういった方法でしょうか?
次回よりPGS,ERAについてお話いたします。