不妊治療中のストレス~こころを軽くするために~
健康な方でも不妊治療を受ける中で、様々なストレスや不安がある方がが多いと思います。
ここでは、少しでも不妊治療中にすこやかに過ごしていただくために、以下のことを
参考にしてください。
☆自分を責めない
不妊治療を受けている状況は、多くのひとにとって、予測しなかったことであり、様々なネガティブな感情が沸いてくるのは自然なことです。
「こんなに悩む自分はおかしいのではないか」
「自分は弱いのではないか」
不妊治療の経過のなかでこうした感情を抱くのはみなさんにとってふつうのことです。
こうした「感情」を抱いたときは、「自分が悪い」と自分を責めないでくださいね。
まずは、そのつらい気持ちを表にだすことが大事です。
☆泣きたいときには泣く。
「悲しみ」「苦しさ」は内側に押し込めず、表に出すこと
も大切です。泣きたいときは、大きな声で泣いても大丈夫です。
「いまは悲しい」「泣きたい」という気持ちを大事にしてあげてください。
☆安心できる相手に話してみる。
不妊治療を受けている方の苦しさのひとつに「この悩みをひとに言えない」
ことがあります。しかし、一人で悩むのは辛いものです。
できるだけ、抱え込まないようにするために、思い切って誰かに話してみるのも大切なことです。
話せる相手が見つからない時は当院の心理カウンセリングに気軽にお越しください。
☆心身の不調は主治医に申し出てください。
周囲の一言に過敏に反応したり、涙もろくなったり、感情が不安定になるのも自然なことです。
ただ、気持ちの落ち込みが激しいと感じるとき、眠れない・食欲がないなど心身に不調がでたときは、
主治医に相談しましょう。
時には、心療内科、心理カウンセラーを紹介してもらうほうがよい場合もあります。
よく、頑張られている自分をいたわりながら、通院をしてくださいね。
心理士/生殖心理カウンセラー
瀧川
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