こんにちは、培養室です。

寒い日が続きましたが、少しずつ春が近づいていそうですね。

 

当院では、多くの方の卵子に対して顕微授精を実施しています。

顕微授精とは、培養士が形態（精子のかたち）と運動性から精子を選択し、卵子へ注入する方法です。

 

 

 

選択される精子は運動性が高く形態が良好な精子ですが、培養士によって選択に微妙な差が生まれることがあります。その違いが生まれてくる子の性別に少し影響をあたえているかもしれません。

実施した培養士別(番号で1～8)に青色が男の子の割合、橙色が女の子の割合を示しています。

極端な差はありませんが、男の子がやや多い培養士、反対に女の子がやや多い培養士がいるという結果になりました。

悩んだ時に最後の選択が影響を与えるかもしれませんね。