なかむらレディースクリニックの未受精卵子凍結
こんにちは、培養室です。
大変暑かった夏が終わり、急に朝晩が冷えるようになりました。気温の変化が激しく体調管理が非常に難しいですね。
このコラムでは、未受精卵子凍結について書かせていただくことが多いです。
実際に未受精卵子凍結の採卵は多く近年はさらに増えている印象を持っていましたが、その理由に最近気づいたので紹介したいと思います。
2019年から2024年9月までの未受精卵子凍結周期が全採卵件数に占める割合を調べてみることにしました。
その結果、2021年に全採卵件数に占める割合が大幅に上昇し、2024年(今年)現在においては全採卵件数に占める割合が10%を超えるまでとなりました。それだけ多くの方が、未受精卵子凍結に関心を持たれていることの証だと思います。
当院では、未受精卵凍結だけでなく融解も実施しており、これまでにも妊娠・出産例を経験しています。
胚培養士として、未受精卵凍結を希望された方のライフプランに貢献できていることを嬉しく思っています。今後もさらに知見を深めて、未受精卵子凍結を希望される方々へ貢献していきたいと思います。