当院へ転院をお考えの方へ
当クリニックでは、これまで不妊治療でなかなか結果が出なかった方や、体外受精が反復不成功であった方も数多く来院されています。また、刺激周期がつらかった方やホルモン剤が身体に合わなかった方も数多く当クリニックを訪ねてこられます。当クリニックの自然周期法で身体に負担をかけずに妊娠された方や、当クリニックの培養法で良好な結果が得られる場合も少なくありません。
当クリニックに転院してこられた方に、当クリニックがどのようにアプローチしているかについて簡単にご説明いたします。
新しい視点で見直し
まずは、今までの不妊治療を振り返りましょう。
当クリニックでは、初診時にこれまでの治療・検査について分析し、今後の治療、追加検査のご提案をいたします。
紹介状はなくても構いません。
そして、うまくいかなかった原因を見直し、必要であれば、原因の再検索をします。当クリニックがこれまで20年以上にわたる歴史の中で培ってきたデータを元に検査結果、治療結果を再評価していきます。子宮内環境についても、必要に応じてERA・EMMA・ALICE検査・慢性子宮内膜炎検査(CD138)、子宮鏡検査を実施し再評価しています。この時点で今まで隠れていた原因が判明することも少なくありません。
当クリニックではこれまで実施された検査を重複するなどの不要な検査は行いません。
アプローチを変えてみましょう
次に、あなたにより良い治療法を提案します。
刺激周期がつらかった方やホルモン剤が身体にあわなかった方には、当クリニックの最大の特徴である自然周期法による採卵や凍結融解胚移植を行います。自然に選ばれた卵子を丁寧に培養し、自然に整えられた子宮環境に丁寧に返してあげることで良好な結果を得られることも少なくありません。
自然周期法は、加齢や早発卵巣機能不全状態で卵巣機能が低下した方に非常に効果的です。刺激周期に反応しなかった方でも、当クリニックのFSH調整自然周期法を始めとする、一人一人に適した卵巣刺激方法を粘り強く行うことで良好胚を凍結保存し、出産まで至った方が数多くいらっしゃいます。
また、当クリニックでは土日祝も診療しており、必要なホルモン検査も30分で結果がでるため、最もいいタイミングで採卵することができます。
受精しない、分割しない、着床しないといった個々の原因に対しても実績のある当クリニック独自のアプローチで改善を図ります。
確かな培養技術を
当クリニックは培養士の技術に重きを置いています。
加藤レディスクリニックと技術提携し、培養士の技術については確かな自信を持っています。
培養士の仕事は、非常に地道で根気のいる作業の積み重ねでできています。一つ一つの技術をいかに丁寧に安定して短時間でできるかが重要です。当クリニックでは、一人前の培養士になるまでに最低4年厳しいトレーニングを課しています。一つ一つの技術についても制限時間、正確性などのチェックポイントを設けて実技試験を行い、試験に合格した培養士だけがその技術に携わります。
さらには、一人前の培養士であっても受精率や妊娠率を定期的に確認するなど客観的評価を行い、問題点があれば、何が原因かについて常にフィードバックを行っています。
当クリニックの場合、体外受精を受けられる方の平均年齢が40歳を超え、限られた卵子をいかに良い状態で受精、培養、移植できるかが重要です。生殖医療の分野では新しい機器や手法などが目を引きますが、それぞれの根幹を支えるのは、やはり培養士の安定した技術なのです。
ひとつとして同じものがない卵子に適切に接する技術力こそが、体外受精反復不成功であった方を成功へと導く大きな鍵なのです。